「アウディ・スポーツ・クワトロ・レーザーライト・コンセプト」世界初披露へ【CES2014】

1月6日からアメリカ・ラスベガスで開幕したInternational CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)でアウディが初披露した「アウディ・スポーツ・クワトロ・レーザーライト・コンセプト」は、車名からも分かるように、昨年9月のフランクフルトモーターショーでお披露目された「アウディ・スポーツ・クワトロ」の発展形。その名のとおり、新開発となるレーザーライトを搭載しているのが特徴です。

Audi Sport quattro laserlight concept

レーザーライトは、LEDとレーザーからなるデュアルヘッドライトで、ハイビーム用のレーザー、メインとなるロービームにLEDを使い、レーザーハイビームはLED式のハイビームよりも約3倍の明るさと約2倍となる500mの照射範囲を実現。

Audi Sport quattro laserlight concept

「アウディ・スポーツ・クワトロ・レーザーライト・コンセプト」の最大の特徴が、e-tron技術を活用したPHVであることで、システム出力は515kW(約700ps)を発生し、2.5L/100kmという超低燃費を達成しています。

Audi Sport quattro laserlight concept

エンジンは4.0LのV8で、最高出力は約560ps、最大トルクは700Nmに達し、8速ティプトロニックとの組み合わせ。

EVモード、ハイブリッドモード、スポーツモードの切替が可能で、0-100km/hは3.7秒、最高速は305km/hとスーパースポーツカー並みの動力性能を誇っているのにも注目です。

Audi Sport quattro laserlight conceptAudi Sport quattro laserlight concept

全長は約4600mm、全幅は約1965mm、全高は約1385mmとショートボディでありながらかなりのワイド&ローフォルムにより、「アウディ・スポーツ・クワトロ」を新しい進化のステージに引き上げているスタイリングも注目で、2014年のアウディはデザインと先進装備に要注目といえそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる