言わずと知れたドイツの名門ダイムラーとイギリスの伝統的メーカー、アストンマーチンがエンジンの供給・開発に関する契約を締結したことを発表しました。
これによりメルセデス・ベンツAMGの作るハンドメイドのスペシャルなV8エンジンを、将来的にアストンマーチンが搭載することになります。 一方、ダイムラーはアストンマーチンの株式(議決権無し)を最大5%受け取るということです。
さらに電子部品に関する供給も行なわれるといいます。すなわちアストンマーチンの頭脳や心臓部がAMGに置き換わるともいえそうです。
アストンマーチンのスポークスマンは、『オリジナリティあるスタイルと、ユニークなキャラクターを維持しながら、最先端のパフォーマンスを手に入れることができます』と発言していますが、アストンマーチンのデザインやスタイリングにAMGのパワートレインという、まさしく自動車ファンの理想といえるパッケージが誕生です。
(山本晋也)