2011年11月に発売されたホンダ「N-BOX」 は、そのデビュー以来快進撃といえる状態。ホンダの軽自動車として久しぶりに月販ランキングのトップに立ったと思ったら、そのままトップ常連となり、また軽自動車マーケットの主流を、こうしたスーパーハイトワゴンへシフトさせた張本車ともいえる存在です。そんなN-BOXが、2013年12月25日に2度目のマイナーチェンジを発表しています。
アピアランスでの変更点では、カラーラインナップの拡大が注目です。従来は、N-BOX+ だけで選べた2トーンカラースタイルが、N-BOX、N-BOX カスタム、N-BOX+カスタムにもメーカーオプションとして設定されたのです。
また、イノセントブルー・メタリックとプレミアムフレイムオレンジ・メタリックという2色のニューカラーが追加されました。
2012年12月のマイナーチェンジでは、エンジンの効率アップなどによりNA・FF車の燃費性能を24.2km/L(デビュー当初は22.2km/L)へと改善しましたが、今回のマイナーチェンジでは、さらにエンジンを効率化することで燃費性能をアップしています。
なんと、25.2km/Lへと向上しています。これにより該当グレードにおいては、自動車取得税と自動車重量税が全額免除される、エコカー減税の免税対象車となっています。
さらにセーフティ性能も上げています。衝突被害軽減ブレーキであるシティブレーキアクティブシステム、サイドカーテンエアバッグシステムと前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)をセットにした「あんしんパッケージ」を、全グレードで選べるよう設定しています。また、カスタム系においては、「あんしんパッケージ」を標準装備したグレード『G・Aパッケージ』、『G・ターボAパッケージ』を新たに設定しました。
メーカー希望小売価格は、N-BOXが1,239,900円~1,637,650円。N-BOXカスタムが1,459,900円~1,867,650円。純正コンプリートカーといえるN-BOX Modulo Xは1,779,900円~1,958,650円ということです。
一方、ラゲッジ部分が斜めになっているN-BOX+は1,350,000円~1,767,750円、N-BOX+カスタムは1,540,000円~1,937,750円。N-BOX+車いす仕様は消費税非課税で1,430,000円~1,855,000円となっています。
(山本晋也)