VWポロが春にフェイスリフト!? 1.0L 3気筒モデル追加か?

5代目VW「Polo」が2009年10月に日本導入されて早や4年が経過。

当初1.4L 85psのNAエンジン搭載モデルが登場した後、翌年6月には1.2Lで1.8L相当の105psを発生するTSIエンジン搭載モデルが追加されて大きな話題を呼びました。

VW_Polo

同時に最低地上高を15mmアップ、ルーフレールや17インチホイールを装着してドレスアップした「Cross Polo」もラインナップ。

 VW_Cross_Polo VW_Cross_Polo

2012年4月には同1.2L TSIエンジンにアイドルストップとブレーキエネルギー回生システムを追加した「TSIブルーモーションテクノロジー」仕様が登場。21.2km/Lの燃費を達成したことで新エコカー減税や新エコカー補助金の対象に。 

一方、2010年9月には1.4L TSIエンジンをスーパーチャージャーで武装、179psを発生する「GTI」が登場。 

Polo_GTIPolo_GTI

さらに5代目導入後、丸4年が経過した今年9月には1.4L TSIエンジンに2気筒休止システムを搭載、140psの最高出力と25.5kgmの最大トルクを発生しつつ、21.3km/Lの低燃費を実現した「Blue GT」が登場しています。

1.4L気筒休止エンジンは1.2Lモデルと同等の燃費に加えて高出力を手に入れ、しかも1.2TSIハイライン比で+17万円(263万円)とお買い得感の有る設定。 

同エンジンを搭載する兄貴分のGolf ハイライン(299万円)よりも36万円安い設定となっており、上級グレードのポロGTIと同一の最大トルクを発生。

このようにほぼシリーズが完成した感の有る5代目Poloですが、海外メディアなどの情報によると、同車のMC(マイナーチェンジ)が2014年春に迫っているようです。

 現行モデルの評判が良いことからエクステリアに大きな変更は無いようで、ヘッドランプやラジエータグリル、バンパーなどフロントマスク変更を中心とした通常のフェイスリフトに留まる模様。

インテリアでは新インフォテインメント搭載に伴いインパネ廻りに変更が入りそう。 

本国ではup!に搭載されている1.0Lの3気筒エンジン搭載モデルや、新開発の同ターボ仕様のTSIエンジンが追加となり、来年3月のジュネーブショーでワールドプレミアされる見込み。

日本へのMC版導入は販売店などの情報を加味すると来年10月との予想。 

VWポロは日本でも人気モデルだけに、フロントマスクがどのように手直しされるのかが注目されます。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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