VW初の気筒休止システム搭載「Polo Blue GT」登場! 【ジュネーブモーターショー2012】

海外メディアによるとジュネーブモーターショー2012に、VW初となる「気筒休止システム」を搭載した「Polo Blue GT」が出展されたようです。3月8日に開幕する同ショーに先立って6日のプレスデーで公開された模様。

140psを発生するTSIエンジン(1.4L 4気筒ターボ)に「ACT(アクティブシリンダーマネジメント)」システムの組み合わせで、7速DSG仕様の場合、欧州複合モード燃費4.5L/100km(22.2km/L)を達成しているそうです。

このACTシステムはエンジン回転数が1250-4000rpmの範囲で、且つ2.5‐10.2kgmのトルクレンジにおいて走行状態に合わせて4気筒のうち2気筒を休止するというもの。

性能面ではアイドリングストップ機構とブレーキエネルギー回生システムも備えていながら0-100km/h加速が7.9秒、最高速は210km/hに達するスポーティな省燃費車となっています。

外観上ではPolo GTI用のエアロパーツやデュアルエグゾーストなども装備するかなり魅力的なモデル。ちなみにこの「Polo Blue GT」は欧州で7月に発売されるそうですが、5ドア版の日本導入が待たれます。

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<外部リンク>
Volkswagen Polo Blue GT debut at Geneva(car0-60)

(Avanti Yasunori)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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