東京モーターショー2013で、ついにその姿を現したスバル レヴォーグ。革新スポーツツアラーとして華々しくワールドプレミアされ、同時に来年春の発売も公式アナウンスされています。
受注は年明け1月4日より予約が開始されるそうですが、早くもディーラーにはモーターショー帰りの方が見積もりを求めて来店しているそうです。
しかし、残念ながらディーラーでも、現時点では価格を含めオプションなどの情報もなく、見積もりも取れないそうです。
そこで、現在のスバルのラインナップや価格をもとに、レヴォーグの価格を予想してみました。
まず、リリースされているレヴォーグのラインナップは4タイプ。ベースグレードとスポーツグレードにそれぞれ1.6L 直噴ターボと2.0L直噴ターボの2種類の組み合わせとなります。
レヴォーグは実質、ポストレガシィツーリングワゴンとして発売される予定ですので、現行レガシィに準じた価格設定になるのではないかと思われます。
まずはレヴォーグのトップグレード2.0GT-S EyeSightは現行レガシィの2.0GT DIT EyeSightに当たるモデル。
現行レガシィでは364万3500円(税込)となっていますが、消費税増税後に発売となるレヴォーグは、税込の価格でレガシィと同じくらいの360万円前後という噂もあります。しかし、LAショーで発表された次期レガシィのコンセプトモデルの発表もあり、棲み分けを考えると320万円前後となるのではないかとの見方もできます。
次に売れ筋となるであろう1.6Lモデルのベースグレードですが、レガシィの2.5 i B-SPORT EyeSightに当たるモデル。厳密に言えば、昨年のモデルとなりますが、2.5i EyeSightの後継といえるでしょう。排気量は900ccと、大きく異なりますが、ダウンサイジングターボで最高出力が同等、かつレギュラーガソリン仕様でアイドリングストップ機構を搭載しているという部分が共通点です。
現行型レガシィの2.5i B-SPORT EyeSightの価格は262万5000円(税込)。モデル末期の特別装備満載のお買い得仕様ですから、装備から考えると昨年モデルの2.5i EyeSightより、かなりお買い得なモデルとなっています。
肝心のレヴォーグでは、増税後で同じく税込260万円台ではないかとの見方が強まっています。これはXVハイブリッドを除くインプレッサシリーズの最上級グレード、インプレッサSPORT・G4 2.0i-S EyeSightが235万2000円(税込)であることを考えると、上位に位置するレヴォーグは現行レガシィ同様の価格に落ち着くのではないかとの予想です。
これらのことを踏まえたレヴォーグの予想価格帯は、増税後の税込み価格で260万円~320万円といったところでしょうか?
期待の高まるレヴォーグですが、正確な価格が公開されるのは先行予約の始まる来年1月4日。はたして価格はレガシィと同一か、はたまたサイズと共に価格もダウンサイジングされるのか?来年の予約開始を楽しみに待ちたいところです。
(井元 貴幸)