トヨタ・アクアが一部改良で燃費世界一を奪還! 37.0km/Lに

実燃費の1〜2km/Lくらいは、走らせ方やタイヤ空気圧の管理、荷物を下ろすなど工夫を重ねることでカバーできますが、客観的な数値としてカタログに掲載されるJC08モード燃費を1km/L上げるのはかなりの努力が必要になります。カタログ燃費と実燃費は違うじゃないか! というツッコミはひとまず置いておき、「燃費世界一」をCMでも謳ってきたトヨタ・アクアは、36.4km/Lをたたき出したホンダ・フィットハイブリッドに抜かれて王座を譲っていました。

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しかし、今回の一部改良によりアクアは先代よりも1.6km/Lという、一部改良としては、そしてカタログ燃費としてもかなりの向上となる37.0km/Lに到達し、フィットハイブリッドを再逆転。

そのメニューは、エンジンのフリクション低減、モーターやインバーターなどの制御を改良することで実現したそうで、合わせてサスペンションのチューニングで乗り心地を改善し、遮音材を追加するなどにより遮音性を高めるなど、明らかにフィット対策といえる、一部改良としては大がかりなものになっています。

ほかにも、ドアの施錠・解錠と連動してドアミラーが格納・復帰するオート機能、フロントドアウインドウに撥水機能を追加するなど、「L」仕様をのぞきではありますが機能を充実化。

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ボディカラーもディープアメジストマイカメタリックを追加し、全11色として、スピードメーターの文字色も変更するなどのテコ入れも実施しています。価格は1万円アップとなる170万〜195万円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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