アウディA3セダンを来年初めに日本導入。S3は最高速250km/hで燃費はリッター14.5km【東京モーターショー2013】

VWアウディ・グループのモジュール戦略のメリットは、開発期間の短縮やモデルラインナップの柔軟性にありますが、来年に日本に上陸するA3セダンは、クラス最高の効率性を誇り、「アウディコネクト」などの次世代インフォテイメントを搭載。

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アルミ製ボンネットの採用などにより、1.4TFSIのSトロニックで1250kgと同クラスでは圧倒的な軽量化を達成し、今回展示されたS3セダンは2.0Lを積み、300hp(221kW)を誇ります。

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そのほかのパワートレーンは、1.4L、1.8L、2.0Lの3種類のガソリンで、1.4L TFSIには気筒休止システムを搭載し、ディーゼルは1.6Lと2.0Lを用意していますが、こちらの日本導入はないでしょう。

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フロントサスペンションにアルミを使い、リヤは4リンクでこのクラスとしては快適な乗り心地と、軽快なフットワークを実現しているのは新型A3スポーツバックからも容易に想像できます。

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今回展示されたS3セダンは、先述したように2.0TFSIを搭載し、221kW/380Nmのスペックを誇り、駆動方式はもちろんクワトロ。0-100km/h加速は4.9秒、最高速は250km/hでありながら6.9L/100km(14.5km/L)という低燃費も目を惹きます。

車内の無線LANやGoogleマップなどに対応する「アウディ コネクト」もA3スポーツバックと同様で、カメラ式交通標識認識機能なども搭載。

ほかにも、アダプティブクルーズコントロールやアクティブレーンアシストなどにより、このA3セダンも高速道路での使用をメインに、安全運転支援技術もより向上しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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