元フェラーリのデザイナーとして知名度が高い奥山清行さん率いる「KEN OKUYAMA DESIGN」ブースで新型クーペ「kode9(コードナイン)」が発表されました。
「kode9」はレースカーとスポーツカーの中間に位置するスパルタンなライトウエイトスポーツカーです。
エンジンはミッドシップに搭載し、アルミ押し出し材シャシーやカーボンボディパネルなどを採用したことで車重は890kgという軽量化を実現しました。
奥山さんは「このクルマは言い方は悪いが僕自身が乗りたいから造ったクルマで、自分が仲間と思う人など私が良いと思った人にしか売りません!」と大胆な発言を行いました!
またスタイリングについては「あえて何も凝らずにクラシックでモダンなデザインを採用しています」と基本的でシンプルなデザインが持つ魅力を伝えることを重視しているそうです。
カンファレンスにはパンツェッタ・ジローラモ氏がゲストでかけつけ「kode9」や同じくブースに展示され運転したことがあるという「kode7クラブマン」(写真下)の魅力を熱く語りました。
ジローラモ氏いわく、「kode9」のデザインは奥山氏が長年イタリアで仕事をしたことが大きいと分析しています。
「kode9」のベースプライスは1200万円。購入できるかどうかは奥山氏のお眼鏡にかなうかどうかになりますが、クルマ好きにとってかなり気になる1台です。
【テヅカ・ツヨシ】