マツダブースは発売直後のアクセラ祭り。中にはアクセラじゃないアクセラも?【東京モーターショー2013】

 やって来ましたマツダブース。事前に発表された展示車種リストにはなかったものの、プレスカンファレンスではサプライズとして新型ロードスター(来年発売!?)の公開が………sIMG_0533

ありませんでした。残念。

そんなマツダブースの展示は、発表されたばかりの新型アクセラの大量展示。
右を向いても左を向いても、上も下もアクセラ三昧です。

この新型アクセラのポイントは、パワートレインの種類が多いということ。
1.5Lと2.0Lのガソリン、2.2Lのディーゼル、そして2.0Lのハイブリッドと4種類もの動力源を用意しているんです。
個人的には2.2Lのディーゼルに、マニュアルで乗るいいですね。

そんなアクセラたちの中でも、マニアックな注目車はフロアにひっそりと飾られていた1台。「マツダ3 SKYACTIV-CNG Concept」です。

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見た目は普通。ですが、ガソリンエンジンをベースにCNG(圧縮天然ガス)でも走れるように改造されたバイフューエルなんです。天然ガスはガソリンに比べるとエネルギー密度が低いものの、燃費はガソリンよりも優れ、値段もリーズナブル。つまりランニングコストが安く済む燃料。環境にもやさしい、今後に期待できるエネルギー源なのだとか。
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燃料は運転席で切り替えられるので、CNGが手に入らないときにはガソリンでも走行可能。

でも、個人的に注目したのは、このクルマがアクセラのようで実はアクセラじゃないこと。

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「MAZDA3」(アクセラの海外名)なんです。だから、ナンバープレートも日本仕様とは違って横長タイプ。
どこの国の仕様かというと、イギリス向けなんだそうで。

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右ハンドルだけど、

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メーターはマイル表示(←見えない)。そして、ウインカーレバーは左側についています。

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日本仕様にはない、ヘッドライトウォッシャーもあったりして。

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こんな「普段は日本でお目にかかれないモデル」をチェックできるのもモーターショーの醍醐味ですね。
マツダブースに来たら、アクセラのようでアクセラじゃない「マツダ3」を要チェックですよ。
ちなみに市販化は未定の、参考出品車両です。

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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