なんかこう、レクサスって言うと上品なイメージがあったじゃないですか。八方美人っていうか、誰かに嫌われるのを恐れて冒険しないタイプの。
だけど、そんな雰囲気から脱却したのが今年の春に登場したISだと思うんです。新型ISのデザインってアグレッシブで、誰かに嫌われることを恐れずに個性を導く過激さに挑戦していると感じているのはきっと僕だけではないでしょう。
そんなテイストをさらに昇華させ、SUVとしたのがコレ。コンセプトモデルの「LF-NX」です。
グリルに近づいた人とか飲み込んじゃいそうな勢いじゃないですか?
エッジの効いた直線的なデザインは、まるでステルス戦闘機。ここまでエグいと嫌いな人もいるかもしれませんが、僕は悪くないと思いますよ。
このLF-NX、実は来年の夏くらいに発売されるという噂です。もちろん市販版はもっとおとなしいデザインになってしまうと思いますが、このテイストがどれだけ生かされるか(残されるか)に注目ですね。
車体サイズRXよりもひとまわり小さく、レクサス最小のSUVとなるポジションです。
もうひとつのニュース、はレクサス初のターボエンジン搭載車となること。
ガソリンエンジンは2L のターボ、そしてハイブリッドも用意されるようです。
個人的には、ボディカラーはマットブラックが似合うと思います。
(工藤貴宏)