フォードのグローバルコンパクト「Ka」コンセプトをブラジルで発表

フォードが2014年に発売予定の新しいグローバルコンパクトモデルを示すコンセプトカーをブラジルにて世界初公開しています。

フォードのコンパクトカーとして一世を風靡した「Kaコンセプト」と名付けられた、このモデルはまさに市販直前というリアリティをアピール。南米や東南アジアといった新興国市場の都市部をメインターゲットにしたBセグメントのコンパクトカーです。

「Ka」といえば、かつて日本でもイギリス産の初代モデルが正規導入されていた懐かしいフォードのコンパクトカーネーム。その3代目を示すコンセプトカーといえます。

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新興国市場向けにアフォーダブルな価格設定とするだけでなく、これからのコンパクトカーに求められる環境性能も高いレベルを目指すという次世代の「Ka」。

フォードというと大量生産を確立したアメリカの伝統的なメーカーでありつつ、グローバル市場においてダウンサイジングエンジンやコンパクトカーでも、その技術力をアピールしています。そうしたフォードのイメージをより強化する次世代コンパクトとなりそうです。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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