「CEATEC JAPAN 2013」で公開されたトヨタ最新のパーソナルモビリティの「i-ROAD」がGood design Awardの金賞を獲得しました。一見ではフード付きのオートバイに見えますが、前2輪、後1輪で後輪を操舵します。
ディメンションは全長2350×全幅850×全高1445mm。最高速は45km/h、1充電あたり50kmの走行が可能です。
来年春には実証実験を予定しており、デザインも性能も超小型2人乗り電気自動車へのひとつの回答としてトヨタが用意したものといえるでしょう。
審査員の評価は、審査員は「コンパクトカーの未来が高度な車椅子ではないことを示してくれたこのプロトタイプに、多いに救われた」、「前輪が2輪でありながらステアしないためフロント形状はコンパクトでユニークだ。絞られた後輪に重心を置くスタイルも新鮮である。日本で生まれた、モビリティ・デザインの新種に拍手を送りたい」などとコメントしています。
確かに従来の超小型EVよりもスタイリッシュですし、コンセプトカーの域を出たこのデザインが手軽な価格で市販化されれば、シティコミューターEVが再評価される気がしますが、いかがでしょうか?
(塚田勝弘)