ラスベガスで開催されていたSEMAショーにて、サイオンFR-S(日本名:トヨタ 86)のチューニング仕様がサイオンブースにて注目を集めていました。
一台はエンジンを2JZ(直列6気筒エンジン)にスワップしたドリフト仕様の「2014グレッディ×サイオンレーシングFR-S」、もう一台がプレイステーションのソフト『グランツーリスモ』でも知られる日本のチューナー、アミューズのターボキットを使ったといった「バレットプルーフ FR-S コンセプトワン」です。
アメリカのドリフトシーンでは超有名ドライバーであるケン・グシ選手がドライブするというドリフトマシンのエンジンは、2JZ-GTEにグレッディターボチューンを施して750馬力までパワーアップされています。ドリフト用にタフな4速MTとしているのはチューニングカーというより、レーシングカーといった雰囲気になっています。
バレットプルーフFR-Sコンセプトワンは、レクサスLFAの弟分的なイメージで、ドライバーオリエンテッドな軽量スーパーカーを目指しています。アミューズのターボキットによりエンジンパワーを引き上げているだけでなく、オリジナルランデュースのサスペンション、クスコの補強パーツ、レイズのホイール、バリスのボディパーツなどJAPANリスペクトの内容となっています。
(山本晋也)