東京お台場のメガWEBは、トヨタが運営するクルマ体験型のテーマパークです。ここ数カ月間改装しており、先日11月2日に新装オープンしました。そこで早速、新しいメガWEBの見処・体験処を紹介したいと思います。
■グローバル ディスカバリー ゾーン
中に入ると、いきなり馴染みのないトヨタ車が並んでいました。ここでは日本では発売されていないトヨタの海外車種が展示されています。アメリカ向けが中心で、大柄かつ迫力満点! こちらの真っ赤なトラックSUVは、V6・4Lを搭載する「タコマアクセスキャブ」。ここのブースでは一番の人気もので、老若男女多くの人が満面の笑顔で乗り込んでいました。
アバロン、久しぶりに思い出しました。一時期、日本でも販売されていました。以前はふっくらデザインでしたが、今はキーンルックなんですね。
ここには、全長5m×全幅1900mmクラスのトヨタ最大級の車種が集まっています。エンジンもV6・3.5L~4Lの大排気量を誇ります。やはりでっかいクルマは理屈抜きに楽しいですし、ダウンサイジングもさることながら、クルマの多様性も是非大切にして欲しいと実感した次第です。
■環境技術コーナーのプリウスPHVは必見!
大型大排気量が楽しいエリアのすぐ横には、環境技術をテーマにしたブースがあり、歴代ハイブリッド車が展示されています。お隣とあえて対比させるところに、トヨタの強いプライドを感じます。中でも、プリウスPHVのカットモデルに、思わず足が止まりました。リアのリチウムバッテリーが意外と小さいし、スペースがいっぱい残っている…。冷却や後突対策など課題はあると思いますが、その気になれば増量してPHV性能を更に上げることができそう。まだこんなにも余力を残しているとは、トヨタ恐るべし!です。
他にも、歴代プリウスも展示されていました。ただ「ハイブリッド史の先駆けはプリウスではない!」とばかりに展示されていたのが、かつての東モに出展されたトヨタS800のガスタービン車。真っ赤なヨタハチ、とってもステキです。
■好きなだけいろいろ試せる、トヨタ車がズラリ勢揃い!
また1階には、トヨタ車がズラリ勢揃い。その数何と60台に及びます。カップルや家族連れがあれこれ試している様子を見ていると、楽しいカーライフが浮かんできて、ホノボノします。
新装開店のメガWEBには、他にも見処がたくさんあります。次は、GAZOOとライドオン(試乗)について紹介したいと思います。
(拓波幸としひろ)