2013年11月20日の開幕が迫ってきた東京モーターショー2013。ダイハツ工業の出展内容が判明しました。
ダイハツのテーマは「PLAY Tomorrow! もっと軽にできること。」となっています。そのテーマ通りに3車種4台の軽自動車コンセプトをワールドプレミアします。
その3車種とは「KOPEN」、「DECA DECA」、「FC凸DECK」となっています。
「KOPEN」は、2012年で生産終了している「コペン」の後継モデルといえるコンセプト。外板パネルを数分で交換できる着せ替えカーという提案です。
スタイリングは、スポーティな『KOPEN future included Rmz』と『KOPEN future included Xmz』の2種類。後者は、前回の東京モーターショーに出展されたコンセプトカー「D-X」の流れをくむものとなっています。
駆動方式はFFで、エンジンには市販車と同じKF型3気筒ターボを搭載するなど、そのメカニズムは市販に近い印象を受けるものとなっています。
「KOPEN」という名前は1999年の東京モーターショーに出展されたコンセプトカーにも使われているものです。そのコンセプトカーは、ほぼイメージそのままに「COPEN」として市販されています。歴史は繰り返す、今回も市販化の期待が高まります。
・KOPEN主要スペック
全長×全幅×全高:3395×1475×1275mm
エンジン:KF型 直列3気筒DOHCインタークーラーターボ
総排気量:658cc
トランスミッション:パドルシフト付CVT
タイヤサイズ:165/50R17
「DECA DECA」 はボディサイズ3395×1475×1850mmのスーパーハイトワゴン軽自動車の提案です。こちらも前々回の東京モーターショーに同じ名前で、同じく観音開きドアのコンセプトカーが出ていましたが、より市販イメージに近づいたという印象を受けるものになっています。
「FC凸DECK(エフシーデコデッキ)」は、名前の通りFC(燃料電池)軽自動車の提案。ダイハツ独自の液体燃料電池やタンク、駆動モーターなどを床下に収めたフラットな プラットフォーム上にキャビンを載せたユニークなスタイル。ボディサイズは3395×1475×1985mmとなっています。
(山本晋也)