レクサスGSがマイナーチェンジで、新グレード「GS300h」を追加しました。
『300h』というグレード表記からもわかるように、レクサスIS300h、クラウンハイブリッド同様に、4気筒2.5リッターエンジンに2モーターシステムを組み合わせたハイブリッドカーとなります。
最高出力131kWのエンジン、105kWのモーターを組み合わせたハイブリッドユニットのシステム出力は162kW。JC08モード燃費は23.2km/Lで、これらの数値はIS300hと同様になっています。
これにより、レクサスGSは、2.5リッターV6ガソリンエンジンのGS250 、2.5リッター4気筒ガソリエンジン・ハイブリッドのGS300h、3.5リッターV6ガソリンエンジンのGS350、3.5リッターV6ガソリンエンジン・ハイブリッドのGS450hという4つのラインナップになりました。
また、GS300hの追加に合わせて、全車のフロントフォグランプをLEDに変更しているほか、LEDクリアランスランプにデイライト機能をプラスしています。
安全装備では、斜め後方の死角をカバーするブラインドスポットモニターをオプション設定しています。インテリアは、ヘッドアップディスプレイをカラー化したほか、レクサスの最高峰であるLS譲りの『レクサス クライメイト コンシェルジュ』と呼ばれるエアコン・シートヒーター・シートベンチレーションの連携機能を装備するなど進化しました。
ボディカラーにはF SPORT専用色としてホワイトノーヴァガラスフレークを新設定。内装色ではオーナメントパネルにバンブーや本木目の設定を拡大しています。
機能面では、GS350に最短0.2秒でシフトチェンジの可能な8速ATである『8-Speed SPDS(スポーツダイレクトシフト)』を新採用、よりスポーツセダンとしての個性を明確にしたといえます。
メーカー希望小売価格は、GS250が5,140,000~6,040,000円、GS300hが5,800,000~6,700,000円。GS350は、FRが5,950,000~6,950,000円で、AWDは6,240,000~7,140,000円。そしてGS450hは7,040,000~8,040,000円となっています。
(山本晋也)