日産の軽自動車「モコ」がマイナーチェンジでオトナ女子向けグレードを新設定

日産がスズキからOEM供給を受けている軽自動車「モコ」がマイナーチェンジ。オトナらしさを求める女性をターゲットに専用グリルなどが与えられた新グレード「ドルチェ」シリーズを追加設定するなど進化しています。

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ボディカラーには新色のモコピーチを追加、ミルクティーベージュ、アロマティックアクア、ペールブルー、アーバンブラウン、スノーパールホワイト、ブルーイッシュブラック、シルキーシルバー、コメットグリーン、ミステリアスバイオレットといった10色となっています。

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新グレード「ドルチェ」は、メッキで縁取りされた専用フロントグリル、LEDポジショニングランプとバイキセノンヘッドランプによるエレガントを狙ったフェイスとなっています。また、インテリアは、アイボリーとマルーンの2トーンカラー仕上げ。合皮シートも上級感を目指しての装備です。

さらに、ドルチェの上位グレードとなる「G」は、モコとして唯一ターボエンジンを搭載しています。

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さらに、全グレードに設定している停車前アイドリングストップシステム、高効率リチウムイオンバッテリーと高効率・高出力のオルタネーター、蓄冷剤内蔵空調ユニットなどの燃費向上技術を採用。NA・FFで30.0km/L(JC08モード)の燃費性能を実現。NA・4WDで27.2km/L(同)、ターボ・FFで27.0km/L、ターボ・4WDは25.2km/Lとなります。これにより、全グレードがエコカー減税の免税対象となり、自動車取得税と自動車重量税が免税となっています。

メーカー希望小売価格は、モコが1,160,250~1,566,600円。モコ ドルチェは1,350,300~1,610,700円。カスタマイズ仕様のエアロスタイルも、1,296,750~1,566,600円で用意されています。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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