新型フィットに採用ナビの音声操作は「Siri」対応!【ホンダ・フィット試乗記02】

フィットからの乗り替えを検討されている、新しいフィットに試乗した方が操作性で大きな違いを感じるのは純正ナビかもしれません。最廉価グレード以外にメーカーオプションで設定される「インターナビ」ですが、流行の静電式タッチパネルを採用し、拡大/縮小/スクロールなどのコントロールをスマホの地図アプリのような操作性を実現しています。

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また、USBやBluetoothはもちろん、HDMI接続にも対応し動画の再生も可能。スマホ内の楽曲再生は有線、無線ともにできるだけでなく、ハンズフリー通話も当然可能できるのですが、注目は純正装着車としては初となるアップルの音声操作「Siri」に対応したことで、ホンダの担当者や広報の方も「Siri対応」のアピールが十分にできていないと、苦笑いしていました。ホンダの担当者がシリコンバレーに乗り込んで開発したというまさに力作。

操作はiPhoneを接続し、音声認識のボタンを押して発話するだけで、もちろん認識精度は「Siri」そのものですから抜群。目的地だけでなく、「天気」と発話すればインターナビの画面に表示されます。

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マイクはナビ画面の上、両サイドに配置されていますから助手席での発話にも対応します。

「Siri」ですからiPhoneユーザーに限られますが、iPhoneを持っている方ならインターナビ装着のメリットは大きく、新型フィットから始まったリンクアップフリーによる3年連続の「スマート地図更新サービス」をはじめ、膨大なプローブ情報を享受できるインターナビの高精度な渋滞回避ルート検索ももちろん使えます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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