日本人ドライバーで最近までF1に乗っていて、また今後のシート獲得も近いと思われているのは小林可夢偉選手でしょう。2013年はファンや日本企業などから合計800万ユーロの支援金が集まるも、残念ながらF1のシートを獲得できませんでした。
しかし、2012年の日本グランプリで3位表彰台を決めるなど、積極的なオーバーテイクと速さを披露し、F1関係者からもその能力は高く評価されているといいます。
兵庫県尼崎市出身の小林選手は、2002年にフォーミュラ・トヨタでレースデビューを果たし、フォーミュラ・ルノーやイタリアシリーズ、ユーロシリーズでチャンピオン、GP2アジアシリーズでは08-09シーズンでもチャンピオンにない、09年のF1ブラジルグランプリ第16戦でF1デビューを果たしています。
2010年はBMWザウバーからF1に参戦して最高位6位、2011年と2012年はザウバーF1チームからの参戦し、2011年は最高位6位、2012年は最高位5位を獲得。昨年は先述したように3位表彰台を獲得し、鈴鹿が熱狂したのも記憶に新しいところです。
今年はスクーデリア・フェラーリの一員としてWEC(世界耐久選手権)に参戦。2014年の動向にも注目が集まっている中、小林選手のF1日本グランプリの来場が決定しました!
予選日の10月12日(土)にGPスクエア特設ステージで実施されるイベントへのゲスト出演で、どんなトークが展開されるかに早くも注目が集まっています。
(塚田勝弘)