ポルシェ911ターボカブリオレが2013年11月に開催されるロスアンゼルスオートショーにて公開されることが発表、フォトデビューを果たしています。
用意されるグレードは、911ターボカブリオレと911ターボSカブリオレの2つ。エンジンはいずれも3.8リッター水平対向6気筒エンジンですが、ターボカブリオレは383kW(520馬力)、ターボSカブリオレは412kW(560馬力)となっています。
駆動方法はPTMフルタイム四駆で、トランスミッションはデュアルクラッチ式のPDK。新世代911の代表的なアイテムといえるリヤステアリングやアクティブエアロダイナミクスといった走りを高める機構も備わっています。
パフォーマンスの指針となる0-100km/h加速は、ターボカブリオレが3.5秒、ターボSカブリオレは3.2秒ということです。
気になるオープンルーフは、ソフトトップで、従来よりもクーペのルーフラインに近いというのがポイントといいます。またトップのフレームはマグネシウム製とすることで軽量化も考慮しているとのことです。開閉にかかる時間は約13秒、50km/hであれば走行中には開閉可能となっています。
環境性能も従来から15%ほど向上しているとも発表されています。NEDC(新欧州運転サイクル)での二酸化炭素排出量は231g/km、燃費性能は9.9L/100km(10.1km/L相当)となります。
ドイツでは2013年12月に発売予定。現地での税込価格は、911ターボカブリオレが174,431ユーロ(およそ2328万円)、911ターボSカブリオレは207,989ユーロ(およそ2776万円)とアナウンスされています。
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(山本晋也)