こんな手法があったのか! とちょっと感動してしまいました。Xbox用ソフト「Forza Motrosport 5」のプロモーション用動画なのですが、マクラーレンMP4 12Cのエンジンの上に、なにやらゴツい機械が装着されています。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアンに搭載されていた次元転移装置ともまたちがうようです。
そしてそのマクラーレンMP4 12Cがサーキットを疾走するのですが、エンジンの上の装置はムービーカメラでした。なにを撮影しているのかといえば、コースサイドに並べられたパネルです。
そのパネルには、「Forza Motrosport 5」からキャプチャーした画像がプリントされています。そして、時速120マイル(193km/h)で走行しながらムービー撮影すると、それがきれいにアニメーション(パラパラ漫画?)として見ることができるようになっているのです! いやー、まわりの景色は高速で流れていきながら、その中でアニメーションが動くという新鮮さ。もちろんCGなどではなく、実写です。CGがすごく発達した現代だからこそ、こういうユニークな実写の技法は魅力的に見えますね。静かな音楽ともあいまって素敵な映像になっています。
(まめ蔵)