フランクフルトで新型プジョー308を披露! 「308 R Concept」も展示

新型ゴルフ、Aクラス、ボルボV40、フォード・フォーカスなど相次いで日本にも上陸するCセグメントモデル。新型アウディA3も登場とCセグメントの激しい競争ぶりには驚かされます。同クラスは欧州市場の1/3以上を占めますから、欧州メーカーの気合いが入るのは当たり前かもしれませんが。

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間もなく開幕するフランクフルトモーターショーですが、プジョーの出展概要が発表されました。目玉はプジョー308。フルモデルチェンジを受けた新型ですが、プジョー309ではなく引き続き308を名乗ります。

プラットフォームは、新しい「EMP2(エフィシェント・モジュラー・プラットフォーム2)」で、全長は4.25mとクラス最小レベルのコンパクトボディに140kgものダイエットを敢行。

年々巨大化するCセグメントは、日本だけでなく本場欧州でも取り回ししにくくなっているはずで、弟分のプジョー208と同じく、エンジンだけでなくボディサイズのダウンサイジングは他ブランドの先を走る、先見の明といえるでしょう。

インテリアには、プジョーの「SR1コンセプトカー」にインスパイアされた「PEUGEOT i-Cockpit」が採用され、コンパクトなステアリングホイール、9.7インチタッチスクリーンなどがライバルとの差を主張しています。

パワートレーンは5種類のガソリンエンジンとディーゼルエンジンを用意し、1.2Lの3気筒ガソリンターボエンジンに新世代6速ATを含む新技術を導入。

足まわりも軽量化されたサスペンションや強化されたブレーキ性能など、見どころ満載で、緊急衝突ブレーキシステムなどの安全装備も最新技術を惜しみなく投入。

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また、スポーツコンセプトモデル「308 R Concept」も展示されます。レッド&ブラックのボディが目を惹きますが、カーボンファイバー製ボンネットフードの下には、270psの1.6Lの4気筒ガソリンエンジンを搭載しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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