80年の歴史を誇る日産自動車のこれまでの実績と今後の展望を体感することができる大規模な試乗イベント、日産360がアメリカのカリフォルニア州で開催されています。
試乗会と舞台となったのはエルトロと呼ばれる元海兵隊航空基地となっていた広大な敷地。そこにハンドリングコースやオフロードコースが用意されています。
試乗車もバラエティに富んでいて、北米で販売が好調なインフィニティブランドをはじめ、日本の軽自動車から中国の現地生産車、リーフのレーシングカーなど、世界各国で生産されている日産車が100台以上も集められています。
その中でも人気を集めていたのは日本でもまもなくスカイラインとして発売される予定のインフィニティQ50。ガソリン車に加えて、注目のハイブリッド車も用意されていました。
乗用車だけではなく日産が世界で力を入れている商用車も数多くあり、今後販売を予定しているNV200のEV車やEVのトラックなども集められています。ユニークなところでは日本のタクシー仕様のセドリックなども乗ることができいました。
試乗はできませんでしたが今後は新興国向けに展開されるダットサンブランドのGOのプロトタイムも展示されています。
この試乗会は8月中旬から約一ヶ月開催され、世界各国のメディア関係者が参加しています。グローバルで好調な販売を記録している日産の勢いを感じさせてくれる盛大なイベントとなっています。
(岡島裕二)