北海道ドライブで行きたい隠れグルメスポット!

奥尻島のドライブコースと見どころをご紹介してきたこのシリーズ、最後を飾るのはやっぱり「ご当地グルメ」ですよね!通年で食べられるアワビを筆頭に、ウニ・ヒラメ・イカ・ホッケなど四季折々の旬を味わえます。(写真はアワビとヒラメのお刺身)

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9月からの旬はヒラメやホッケ。特にホッケは開いた状態でしか見たことがなかったので、生で食べられるなんて知りませんでした!ホッケのしゃぶしゃぶは、まさに奥尻島ならではの食べ方ですね。

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奥尻島内の海岸沿いには、あちこちウニの殻が転がっています。そう、カラスやカモメが浅瀬のウニを取って食べちゃうのです!あぁ〜、なんて贅沢な!

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稲穂岬でただ1軒のお土産&お食事処【北の岬さくらばな】の名物は「なべつるカレー」(1,260円)。このお皿、直径30cmくらいあるんですよ!
マイルドなシーフードカレーで、イカやホタテがゴロゴロ入っていて、しかもアワビまでついている!鍋釣岩の雰囲気を出すためふりかけがかかってたり、岩に生えている木(ヒロハノ ヘビノボラズ)をブロッコリーで表現するなど手が込んでます。
こちらは漁師さんの直営店なので、季節によって生け簀にアワビ・ウニ・ホヤなどが並び、それを料理していただくこともできますし、海産物・加工品などのお土産品も豊富です。

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神威脇【奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館】裏手にある【奥尻ワイナリー】では、ワイナリー限定品もあわせて常時20種類ほどのワインを試飲・購入することができます。そんなに何種類も試飲できない方は、好みに合わせたワインを選んでくれますよ。工場見学は前日までに電話予約が必要です。
奥尻ワイン(赤)を使用した「ワインジェラート」(300円)は シャーベット状でシャリシャリしていて、ワインの香り&味もしっかりしています。かなり溶けやすいです。
甘味があってとってもまろやかな【奥尻の水】も、この隣の工場で生産しています。奥尻ワインは、ここで育てた葡萄と奥尻の水で生産している100%奥尻産です!

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お世話になった民宿【かきざき】さんは【神威脇温泉】から徒歩1分。「生臭いものは一切ダメ」という女将さんが考案した保存法により、通年を通してプリプリのウニが堪能できる「ウニ鍋」が名物で、これを食べるために通っているリピーターもいるほど。これでもかっ!というくらい、ウニが入っています!味付けはシンプルな塩味で、だからこそごまかしが効かず、ウニ本来の風味が引き立ちます。
手づくりのサイドメニューがまた美味。特にナマコを乾燥させて戻して煮込んだナマコ煮は、プルプルして甘味があって、初めての食感でした。お酒のつまみにも合う。

海の幸だけでなく、キトビロ(ギョウジャニンニク)・フキ・コゴミ・タラノメ・ゼンマイ・タケノコ・キノコなどなど山の幸も豊富な奥尻島の郷土料理を味わうには民宿が一番です。

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青苗岬公園にほど近い【珈琲屋カノン】。生豆から自家焙煎しているコーヒーはまろやかな味わい。濃厚なソフトクリームに、自家製の生キャラメルソースがかかった「生キャラメルソフトクリーム」(300円)もオススメ。生キャラメルが冷えて固まらないように工夫されているようで、ザラザラした舌触りとソフトクリームの濃厚ななめらかさとの相反した食感が面白い。ケーキももちろん手づくりです。

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青苗地区で地元の方にも人気のお食事処【潮騒】。いわゆる普通の定食屋さんで、観光客メインではないので派手さはありませんが、ウニ丼(2,000円)を頼んだら焼きホッケやお刺身までついてきました!ボリューム満点でお腹もココロも満腹。

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奥尻港フェリーターミナル前にある【さとう食材】では、新鮮な海鮮お土産を扱っているかたわら、コーヒーやソフトクリームなども提供してます。こちらの名物「ボラ」(525円)は、北海道南西沖地震の際に全国からたくさんのボランティアが来てくれて、何かお返しできることはないかと考案したのがはじまり。「ボランティア」の「ボラ」なのです。
ソフトクリームだけでも濃厚でとっても美味しい!そこに黒蜜がかかって、その下にプリン、一番下に苦みの利いたコーヒーゼリー。なんと贅沢。しかもプリンとコーヒーゼリーは手づくりです。

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フェリーターミナル2階の【うにまる喫茶】で「岩のり弁当」(680円)をお持ち帰り。最後の最後に「のり弁」!?しかも高い!と思いきや・・・あなどるなかれ、この岩海苔めっちゃ美味しい!こんな美味しい「のり弁」はじめて食べました。今まで食べていた海苔とは一線を画しています。2段重ねとはいえ、おかずがないという潔さも海苔に自信があってこそ!?
弁当はお持ち帰り専用ですが、定番のカレーやラーメン、海鮮丼、イカ刺定食などもあります。ここのコーヒーも生豆焙煎ですよ。

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「そんなに贅沢ばっかりしてられないよ」という意見もあるでしょう。そんな時の強い味方は、奥尻島で唯一のコンビニ【セイコーマート】。北海道旅行の思い出の片隅には、いつも【セイコーマート】があると言っても過言ではありません(笑)できたてを提供する「ホットシェフ」コーナーがあると、なお嬉しいものです。(奥尻店にも入ってます)

 

(松本しう周己)

この記事の著者

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松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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