輸入車の最新ナビはどうして使いやすい?

今や、クルマに必需品となったナビ。クルマに埋め込むナビなんて取り付けないよ……という人もいるでしょうけど、PNDだったりスマホのナビだったりと、何らかの形でナビを使う人がほとんどでしょう。今どきのナビは、ほんとうにお利口さんで使いやすいですからね。そもそもナビがないと不便だし。

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ところで、輸入車のナビにまつわるこんな揶揄を聞いたことありませんか?

「●×▲(とある輸入車の社名)のナビに目的地を入力し終わることには、トヨタ車なら目的地に着いている。」

つまり、トヨタのナビは使いやすくて、●×▲のナビはとっても操作性が悪いということ。それって本当?

これが本当なんですよ。といっても、かなり昔のことですけどね。あれは操作がしづらくて目的地入力も面倒だったなあ……(遠い目)。

じゃあ、最近の輸入車はどうなの? そんなこと気にならない?? 我慢して使うからいい?? 本当は気になるのに、強がっちゃって(笑) 

というわけで、本当は輸入車の最新ナビの実力を知りたがっている人にオススメのサイトがありました。なんと、ナビに渋滞情報を表示する「VICS」の公式ウェブサイト。実際にナビを使ってドライブして実力を検証しているんだからチェックする価値は高いですよね。

VICS公式ウェブサイト内にある「VICSカーナビ徹底検証」という企画では、メルセデスベンツ・Cクラスやフォルクスワーゲン・パサートなど輸入車の最新ナビをチェック(ホンダ・ステップワゴンやスバル・フォレスターなど国産車もチェックしています)。ベンツやフォルクスワーゲンはナビを標準装備しているクルマも多いので、購入を考えているなら購入後に後悔しないため念入りに確認しておきたいところですね。

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<メルセデスベンツ・Cクラス>

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<フォルクスワーゲン パサートワゴン>

で、最新の輸入車のナビは使いやすいのか?

結論からいえば、ベンツやフォルクスワーゲンのナビはとっても使いやすいです。まるで国産車のようにサクサクと動かせるし、メニューとか階層の作りがわかりやすい。そして、VICSビーコンの上位規格となるDSRCまでも標準装着されているのもナイスです。

しかし、使いやすいもっとも大きな理由は、日本仕様向けに日本のナビメーカーと共同開発したナビであること。やっぱり、日本人にとっては日本のノウハウを入れて作ったナビが使いやすいってことなんですね。当たり前のようだけど、ものづくりには“感覚”ってのが大事だってことを再確認させられました。

特にナビは、スペックで比較されがちですがやっぱり実際に使ってみてナンボなんです。

詳しくは、VICS公式ウェブサイト内にある「VICSカーナビ徹底検証」でチェック!

carnavi VICS DSRC

■VICSカーナビ徹底検証
http://www.vics.or.jp/inspect

■VICS公式ウェブサイト
http://www.vics.or.jp

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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