キャデラックの近未来を提案するフラッグシップ「エルミラージ」をお披露目

カリフォルニアのペブルビーチで開催されるクラシックカーイベント「ペブルビーチ・コンコース・エレガンス」は、世界でも権威のあるクラシックカーの祭典として知られています。GMがお披露目したコンセプトカー「エルミラージ」は、今後の「キャデラック」ブランドの方向性を示すモデルとして紹介されました。

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最近のキャデラックは、欧州車に負けない洗練された乗り味など新しさを存分に感じさせますが、垂直ライトが目を惹く「エルミラージ」は、アメリカ車らしく大胆なロングノーズが印象的な2ドアクーペ。クラシカルなスタイルを現代風にアレンジしています。

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インテリアは、単一のパーツでできた大胆なインパネやチタンおよびウッドを多用したトリムを使い、10インチのタッチスクリーンも用意。

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クーペですが全長は軽く5mを超え(5110mm)、4人が乗れる広々した室内を誇るだけあってバケットシートの後席も大人が座れる広さを確保。乗り降りしやすいように簡単に前席を前にスライドできるだけでなく、後席にもリクライニング備わります。

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大きなフロントノーズにマウントされるエンジンは、推定で500hpという4.5LのV8ツインターボで、リヤを駆動するFRです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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