今日は、クルマを使ったバーベキューのやりかたをご紹介しましょう。まぁソーセージを焼くだけなんですが、この方法を使えば、炭も薪もなく、バーベキューができちゃいます。その方法とは? アヴェンタドールのマフラーから出るアフターファイヤーを使うのです。
とはいえ、まともなクルマだったら、スーパーカーといえどもこんなアフターファイヤーはまず出ません。だいたいアクセルOFF時に未燃焼ガスがいっぱい出ないと、こんなには火は出ませんからね。まともなセッティングじゃないわけです。触媒を外して、アクセルOFF時にも燃料を適度に噴いてやるように、エンジンコンピューターのマップを書き換えてやるとこんな火が出やすいんじゃないかと思います。このアヴェンタドールもECUをアップグレードしてあると書いてあるので、特殊なセッティングにしてあるんでしょう。意外とキレイな青い炎が出てるのが珍しい気はしますが。
じつは私、マフラーから出るアフターファイヤーにはちょっとうるさいんです。なにせ自動車チューニング雑誌の企画でアフターファイヤー特集をやったことがありますからね。いま考えると、よくもまぁあんな馬鹿げた危険な企画ができたと思います。しかも、日本自動車研究所の総合試験路を借りてやったんですから。15年くらい前、私も日本人全体も今よりもっとバカだった時代です。いい時代でした。
(まめ蔵)