「インフィニティ」といえばもちろん日産の高級車ブランドですが、欧州での認知度アップを図るべく、F1レッドブル・レーシングのボディやレーシングスーツなどにインフィニティのロゴがあちこちに貼られているのはF1ファンならご存じのとおりで、NV200やNV350などの移動用のバンなども提供し、これらの車両にもインフィニティのロゴが見られます。チーム名がインフィニティ・レッドブル・レーシングなのですから当然ではありますが。
セバスチャン・ベッテルというトップドライバーと、空力の奇才エイドリアン・ニューウェイを擁し、いまやF1屈指のチームであるレッドブル・レーシング。インフィニティはその冠スポンサーにとどまらず、海外のモータースポーツ専門誌によると、来年から変わる直噴V6ターボエンジンに合わせてルノーブランドから日産ブランドにエンジンを変更するという噂が持ち上がっています。
Infiniti Q50 Commercial – Sebastian Vettel
ホンダがF1復帰を決めたのは「排気量ダウンサイジング+ターボ」とハイブリッド技術を世界に示すことが狙いのひとつで、日産にもそうした思惑があるのかは分かりませんが、ルノーを主体に日産チームが回生技術などで協力するというのは可能性としてゼロでもないような気もします。
F1インフィニティ・レッドブル・レーシングチームへの小型商用車を供給
さて、2010年から3連続でF1ワールドチャンピオンに輝いている、F1最速ドイツ人ドライバー、セバスチャン・ベッテルがインフィニティQ50(次期スカイライン)をサーキットで駆る動画がなかなかカッコよく、しかも短いのでぜひご覧ください! 合わせて日産(インフィニティ)&レッドブルのPVもピックアップします。
(塚田勝弘)