「ジープといえば4WD」。そんな常識を覆した「ジープ・コンパス」は、2012年3月に日本上陸。駆動方式はジープなのにFFのみ!ということで話題になりました。私も何度か乗りましたが、SUVというよりもコンパクトで使い勝手のいいワゴンという印象で、狭い都心でもボディサイズを持て余すことなく、縦横無尽に走ってくれます。
しかし、今年5月の一部改良でトランスミッションを6ATに進化させると同時に、4WDも追加。やはりジープのヨンク需要は根強いものがあるのでしょうか。
8月3日に発売される「Jeep Compass Limited Chrome(ジープ・コンパス・リミテッド・クローム)」は、150台の限定車。
ドアミラーカバーやフロンドドアハンドル、フューエルフィラードアがクローム仕上げで、18インチクロームクラッドアルミホイールを装備。
インテリアにはグランドチェロキーの最上級モデル「Overland Summit」にも採用されている茶系色のサドルタンレザーシートを装備し、ジープ・シリーズ末弟で、コンパクトSUVでありながら上級ジープと遜色のないゴージャスな雰囲気が漂っています。
ボディカラーは人気の「ブラッククリアコート」と、「コンパス」初採用の「ラギッドブラウンパールコート」の2色設定し、深みのある外装色とクロームの装備がマッチしています。
ボディサイズは全長4475×全幅1810×全高1665mm。ステアリング位置は右のみで、価格は300万円。
■ジープ「コンパス」
http://www.jeep-japan.com/compass/
(塚田勝弘)