アウディというメーカーは昔から機能の優位性をアピールすることが多いですね。とはいえ、最近は派手すぎずセンスがいいそのデザインも人気の理由になっているように思えます。そんなアウディのCMです。
ハイヒールにタイトスカートでピシッと決めた女性が歩いているのですが、ハイヒールが折れ、その拍子にハンドバッグの肩紐が切れ、転びながらスカートまで破れてしまうという、大変な災難にあってしまいます。
そこで、「スタイル? それとも中身?」というナレーションが入ります。「その両方をあなたは手に入れることができるはずです」という言葉とともにバックをアウディSQ5が走り抜けます。
アウディは中身をともなったスタイルだといいたいようですが、そのいっぽうで女性の靴やバッグが「見た目だけで中身をともなわないもの」として対比したんですかね? だとしたら、かなりの皮肉だと思いますが。それともまた別の解釈があるのでしょうか? イギリスの若手映像作家サーム・ファラマンド氏の作品だそうです。
(まめ蔵)