1978年にスタートし、1980年から世界耐久選手権にノミネートされた鈴鹿8時間耐久オートバイレースは、F1日本グランプリとともに、数多くの観客を鈴鹿に集める国内屈指のモータースポーツレースとして知られています。
初代勝者はヨシムラレーシンググループのクーリー/ポールドウィンで、日本人が優勝したのは、台風直撃で6時間に短縮された1982年の飯島/萩原ペアで、この年は4位まで日本人が独占しました。
さて、36回目を迎える今年は7月28日(日)の13:00スタートで、今年も“コカ・コーラ ゼロ“が協賛。2013年FIM世界選手権シリーズの第2戦「“コカ・コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース」として開催されます。
7月3日に行われた第2回合同テストで、8耐仕様スズキGSX-R1000を駆るケビン・シュワンツ選手
21年ぶりに鈴鹿8耐にTEAM KAGAYAMAから参戦するケビン・シュワンツ選手やヤマハのエースチームであるYAMAHA-YARTから参戦する中須賀克行選手など注目選手も数多く揃います。2010年以来の優勝を狙うホンダや、全日本ロードレースに完全復活している名門ヨシムラスズキなど、スタートからフィニッシュまで見逃せないレースになることは間違いありません。
また、メーカー社内チームやアニメやコミックとのコラボチームも見どころで、TRICK STARとエヴァンゲリオンがコラボレートする「エヴァRT初号機 シナジーフォースTRICK STAR」が今年も参戦。
テレビ番組の「ガチンコ」の企画から生まれたプロレーサー浜口喜博は、KTM RC8 Rを走らせるほか、女子高生のバイク部ストーリー「ばくおん!(月刊ヤングチャンピオン)」とKTMジャパン、HAMAGU-CHI-RACINGのコラボKTM HAMAGUCHI BAKUON Racingの結成も注目の的です。
鈴鹿8耐といえば、多彩なイベントも人気ですが、もっとも賑わうイベントスペース「GPスクエア」では、コカ・コーラ ゼロのイベントスペースが人気絶大で、オリジナルグッズ販売コーナーやゲストトークショー、コカ・コーラ ゼロのサーキットクイーン撮影会などが予定されていますので、ぜひお見逃しなく!
見逃せないといえば、お得なキャンペーンも展開されています。事前申込の18〜22歳の全員を入場エリア+V1エリアに無料で招待する「8tai!ヤング割り0円! Zero Limitキャンペーン」は、ホームページで申込受付中。
さらに、8耐観戦券を持った大人と一緒に来場した中・高生以下の子どもは5名まで無料(4日間有効)で、3歳〜小学生はピットウォーク無料、ゆうえんちサマーパスポートが半額になる「8tai!子どもと一緒に!キャンペーン」も開催中です。
子どもと一緒に鈴鹿に足を運びたくなるキャンペーンもありますから、家族や友人と夏のモータースポーツの祭典を現地で満喫しませんか。どうしても現地観戦できない人には、BS 12ch TwellVでの完全生中継(全国無料放送)もあります。
■鈴鹿サーキット「鈴鹿8耐」
http://www.suzukacircuit.jp/8tai/
(塚田勝弘)