ホンキのシミュレーターでドライビングを学べるレーシングジム『東京バーチャルサーキット(TVC)』。
※TVCのご紹介は前編をどうぞ!
トレーニングコースをF1速報の田中編集長に体験してもらいました!
プロ目線のレポートをどうぞ。
【F1速報編集長の体験レポート!】
「視線が近いなー。もっと遠くを見て!」
「今のブレーキ踏力は75%。まだまだ突っ込めるよ」
「ヘアピンの進入、舵角が残ってる。100Rのライン取りをよく考えて」
TVCでは“本物のレーシングカー”を運転中に、リアルタイムで、こんなレクチャーが受けられます。
僕が走ったのは富士スピードウェイ、クルマはポルシェ911GT3R。昨年のスーパーGT GT300王者である峰尾恭輔選手のアドバイスのもと、ブレーキやクラッチペダルのフィーリングまで完璧に“実車”が再現されているのだそう。おかけでクラッチは超シビア! エンストしまくり(汗)。
そんなクルマに乗れるだけでも夢のようなことなのに、サーキットを全開で走って、ドラテクレッスンまで受けられるというのだから、もはやあり得ない世界です。とくに、瞬時にアドバイスを受けることで次のコーナー、次のラップから自分の運転を修正できるっていうのがイイ!
クルマを降りた後には、モーテックのロガーデータを眺めながらのレクチャーを受けられますが、そのデータ量がハンパじゃない。スロットル開度やブレーキ踏力、舵角はもちろん、Gフォースからタイヤの内圧&表面温度(内側/中央/外側)、ブレーキ温度、走行ラインが丸見えとなる俯瞰映像などなど、とてもすべてを書き切れないほどのデータで自分の運転が丸裸にされちゃいます。それらデータの正確さとバリエーションは、ある意味F1以上かもしれません。自分自身では気付かなかったような些細なクセまで、全部が砂子塾長にバレてしまうので、嬉しいような恥ずかしいような……。
じつは、今から15年前のことですが、僕は砂子智彦さん(当時)に教えを受けたことがあります。ザウルスJr.というレーシングカーを使用した『日産レーシングスクール』でのこと。それはそれで本当に有意義で、その時に教えていただいたことはいまだに身体に染み付いているほどです。1泊2日でみっちり走り込めるのが魅力でしたが、参加費用はウン十万円。経済的にも、時間的にも覚悟が必要だったのは事実です。
それに比べて1万円で、しかも都内でドライビングレッスンを受けられるなんてあの日の自分が聞いたら「ズルいよ」と泣き崩れるはず。そのうえ砂子さんの「教え方」が当時と比べて格段ににうまくなってるッ!
(教わる立場なのに上から目線)
聞けば、このシミュレータを使って「日本で一番多くのインストラクションしている自信あり」っていうんだから納得です。誰もが知っているプロレーシングドライバーが“コソ練”に来ているというのはココだけの話しですが、裏を返せばそれくらいドラテク向上に効果的っていうことなんですね。走行会を趣味とする人に役立つのは当然のことながら、将来プロを目指す人にはもはや必須なんじゃないかと思います。
若い頃からこんな教材でドラテクを磨いていれば、僕もきっと今ごろはプロに……!?
(F1速報編集長・田中康二)
・・なるほど、やっぱり実際の走行にもかなり効果が出そうな様子ですね。
女性としては、都内一等地にあり、清潔感のあるサロンのような雰囲気というのも嬉しい。
運転上手な彼氏がステキなのはもちろんですが、「会社帰りは真剣にドライビングを習っています!」なんていうOLさんなんて、ちょっとカッコいいですよね!
(くぼき ひろこ)
東京バーチャルサーキット
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