環境負荷の少ない自動車を開発しようと、世界中のメーカーが努力をしていますが、電気自動車(EV)もいま注目されているクルマのひとつですね。そんな電気自動車が時速328.6キロ(204.185マイル)のFIA認定EV最速記録をマークしたというニュースです。
これはイギリスのレーシングチームDrayson Racingが記録したものです。このチームの創設者であるドレイソン氏は、大臣も務めた政治家なんですが、ビジネスマンでもあり、モータースポーツが好きで、ル・マン24時間レースに出走したりもしています。そして、このDrayson B12 69/EV electric Le-Mans Prototypeで、最高速アタックを行ったのです。
正直にいって私は電気自動車での最高速記録がどれほど技術的にすごいのかよくわかりませんが、面白いのは車載映像ですね。スタートの音なんか、いかにもモーターのウィーンという音だし、アタック中も意外と静か。画面左下に速度が表示されるのですが、200mphを超えると、だんだん頭打ちになっていくところも臨場感があって楽しめます。
(まめ蔵)