超音速の時速1600キロで地上を走る世界最速のクルマ! 燃料ポンプがF1エンジン!?【動画】

音速って時速何キロか知っていますか? だいたい時速1225キロです(厳密には条件によって変わります)。で、これがマッハ1という単位です。飛行機のなかでもマッハを超えるスピードを出せるのは、戦闘機などほんのわずかです。現在使われている旅客機は音速は超えられません。しかし、なんと地上で、マッハを大幅に超える時速1600キロ(時速約1000マイル)を出してしまおうというクルマが製作中なのです。

 BLOODHOUND_SSC_01

これは、イギリスのBLOODHOUND SSCというクルマで、車体前部はカーボンモノコック。後半はアルミフレームを使ってできあがっています。動力はジェットエンジンとロケットエンジンを併用し、液体燃料のポンプ駆動用になんとコスワースF1エンジンを使うということです。そしてこのBLOODHOUND SSCのパワーはなんと13万5000馬力!

BLOODHOUND_SSC_02

これまでの4輪車の最高速度は、イギリスのスラストSSCという車両が出した時速1227.985キロがギネス認定されています。これは1997年にマークされ、史上初めて自動車が音速を超えた記録だそうです。今回BLOODHOUND SSCが成功すれば、25年ぶりの記録更新となるわけです。まぁ、まだ完成にも時間がかかりそうですが、アタックが楽しみですね。

(まめ蔵)

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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