去年のジュネーブモーターショーでお披露目された、新しいシトロエンC3が7月5日から日本でも発売されます。今回はフェイスリフトされたマイナーチェンジモデルで、注目はヘッドライトまで伸びた幅広なダブルシェブロングリルと追加されたLEDデイライトで、ひと目でシトロエンと分かる顔つきでありながら新しさも十分に感じられる小粋なデザインが魅力です。
インテリアでは、エントリー仕様の「Seduction(セダクション)」と上級グレードの「Exclusive(エクスクルーシブ)」の両グレードともにシートやダッシュボードに新色を設定し、8スピーカーHiFiオーディオを全車に標準装備。さらに、「Seduction(セダクション)」にもオートエアコンを用意しています。
ボディカラーには、新色として濃紺色の「ブルー アンクル」と「ルージュ ルビ」が加わり、全5色が設定。エンジンは120ps/160Nmの1.6LDOHCで、4速ATとの組み合わせも変わりません。
日本でも扱いやすいサイズであるBセグメントに属するシトロエンC3は、頭上まで覆う広大なフロントウインドウである「ゼニスフロントウインドウ」による開放感と小粋な内・外装が魅力でしたが、今回はデザインをより洗練させたことで個性が際立っています。
価格は「Seduction」が210万円、「Exclusive」が240万円です。
■シトロエン「C3」
http://www.citroen.jp/#/products/c3/
(塚田勝弘)