欧州フォードが手がけるフォード・クーガは、SUVにありがちな重心の高さを感じさせないハンドリングで、走りにこだわりを求める層に支持されています。現行型は玄人受けするSUVで、知名度という点ではやや物足りない気もしますが、新型フォーカスをベースにした2代目クーガも期待を裏切らない走りで魅了してくれるはずです。
エクステリアでは初代に続き「キネティックデザイン」というコンセプトを採用し、上下に2分割された台形グリルと鋭いヘッドライトがシャープなフロントマスクを強調。バンパーの先端から一方はボンネットへ、もうひとつはサイドへと流れるキャラクターラインがスピード感のあるスタイリングを演出するなど、現行型よりもキリッとしたデザインを獲得。
航空機のコクピットを彷彿とさせる内装も見どころ。グロスブラックのパネルや細部に施されたクロームのアクセントがスポーティさを演出しています。それでいながら触感のいいダッシュボードやステッチ付きのドアアームレスト、肉厚パッドのコンソールアームレストなど、ディテールまでこだわることで高いクオリティを実現しています。
■早くも2代目クーガが今秋日本上陸。SUVトップクラスのハンドリングは健在か!?
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(塚田勝弘)