前走車に追従するクルーズコントロール機能を始めとした自動運転的な機能が市販車では珍しくなくなり、自動車メーカーやGoogleが自律走行車の実験を進めているのも知られているところですが、意外なところで自動運転が活躍しているという動画がフォードにより公開されました。
なんとフォードではロボット・ドライバーを開発したというのです。
すでに実用段階になっているというロボット・ドライバーが活躍している場所は、アメリカ・ミシガン州にあるテストコース。ロボットといっても人間のような姿をしているわけではなく、ステアリングなどを自動で操作するシステムで、離れた場所で監視するというものになっています。
動画の中では人間では連続走行の難しい凸凹道での耐久試験を行なったり、またコーナリングしながら段差にタイヤをぶつけたりといった試験を行なっている様子が確認できます。もちろん、すべてのテスト走行をロボット・ドライバーに置換しているというわけではなく、生身の人間では肉体的に厳しいテストをロボットに担当させているということですが、こうした経験からも自律走行へのノウハウが積み重なることも期待できそうです。
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(山本晋也)