マイクロソフトが放つ「Forza Motorsport 5」と「GT6」どちらが熱い ?

言わずと知れたドライビング・シミュレーターの雄、「グランツーリスモ」シリーズ。 

グランツーリスモ 6
グランツーリスモ 6

「グランツーリスモ」シリーズはSCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)の100%子会社である「ポリフォニーデジタル」が1997年に世に送り出した老舗のドライビング・シミュレーターで、ゲーム機「プレイステーション」の進化と共に販売を伸ばし、世界で約7000万本を販売。

年内に6作目となる「グランツーリスモ6(GT6)」の発売を予定しています。 

一方、マイクロソフトの「Forza Motorsport」は「TURN 10 STUDIOS」が開発した「Xbox」用のレース・シミュレーションゲームで、北米で2005年に発売以来、現在までに4作が製品化されており、世界で約1000万本以上を販売。 

Forza Motorsport 5
Forza Motorsport 5

こちらのソフトもGT6と同様、年内に新作「Forza Motorsport 5」が登場する予定。

今回、5月21日にプロモーション映像が公開されました。 

ちなみに次期作「GT6」は現行のPS3専用ソフトとして発売されるようですが、「Forza Motorsport 5」は次世代機「Xbox One」用ソフトとなる模様。 

さて、後発となるこの「Forza Motorsport」、「グランツーリスモ」と比べてどれほどのアドバンテージを有しているのでしょうか ? 

YouTubeにアップされている比較動画で確認してみましょう。
まずはニュルブルクリンク走行の比較から。

続いてドリフト時の挙動で比較。(GT5の白煙が圧巻)

かく言う筆者自身、「グランツーリスモ」シリーズで長らく慣れ親しんで来たこともあり、「Forza Motorsport」をプレイしたことが無いのですが、比較動画で重要な違いに気が付きました。 

それはエキゾーストノート。両者ともに実車からサンプリングされている筈ですが、「Forza Motorsport」の方がかなりリアルに感じます。 特に高回転時のエンジンサウンドが実にスポーティで耳触りの良い音質。

グラフィックの美しさについては流石に一日の長が有る「グランツーリスモ」に軍配が上がりますが、車両の挙動などの点についてはさほど大きな差が見受けられせん。 

やはり「サウンド」がリアルだと、大いに「その気」になれそうで、ゲームへの没頭度合いが変わってきそうです。 

Forza Motorsport 5
Forza Motorsport 5

次期作「Forza Motorsport 5」では同時にゲーム機側が「Xbox One」へと進化してグラフィック品質やゲームレスポンスが向上するようなので、更に魅力的なソフトとなる可能性が高そう。 

GT6でも是非、画像品質やリアルな挙動追求のみならず、クォリティの高い「エキゾーストノート」にも拘って頂きたいころ。

二大ドライビング・シミュレーターの今後の完成度が注目されます。 

■POLYPHONY DIGITAL Webサイト
http://www.polyphony.co.jp/ 

■TURN 10 STUDIOS Webサイト
http://forzamotorsport.net/en-us/turn10.aspx?fwlhd=1  

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 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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