新東名の開通1年で渋滞-90% 人身事故-30%の大幅減が判明!

これにより、1年間に発生した10㎞以上の渋滞がそれまでの227回から18回(東名1回、新東名17回)へと-92%に激減したと言います。

出展 新東名(静岡県)インパクト調整会議
出展 新東名(静岡県)インパクト調整会議

また全事故件数についても-14%、うち人身事故件数が-27%の減少を見せています。

出展 新東名(静岡県)インパクト調整会議
出展 新東名(静岡県)インパクト調整会議

新東名利用者への安全・安心・快適に関するアンケートでも満足度が約80%に達しているようで、かなりの好評ぶり。

新東名ルート走行の場合、最大勾配-3%低減により、東京IC~名古屋IC間の直行便トラックの燃費が約7%向上するとのデータも有るようです。

このように、いいことずくめの新東名ですが、難点と言えば高台から海が一望できる景観の良さや珍しさもあって、開通一年後の現在でも休日のサービスエリアが非常に混雑していることでしょうか。

あと、個人的にはフードエリアに昔ながらの定食メニューが少ないのと、麺類やカレー等の軽食メニューのお値段が意外に高めなのが気になるところ。

2014年度 新東名 開通区間
2014年度 新東名 開通区間

休日の夕方に三ヶ日JCTの新旧東名合流部で渋滞発生が目立つこともあり、引き続き2014年内に開通を予定している「浜松いなさJCT~豊田東JCT」間の開通が大いに待たれます。

■新東名静岡ネット

■新東名(静岡県)インパクト調整会議 ─ 開通後1年間の交通状況および整備効果

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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