東西に長く伸びる静岡県内を通る東名高速道路は行楽シーズンや帰省時期になると激しい渋滞が発生することでもお馴染みでした。
御殿場JCTから三ヶ日JCTまでの間、約162kmに渡り、交通量の増大や地震による津波被害被防止などの観点から経路を北側(山側)に移す工事が急ピッチで進められ、2012年4月14日に第2東名こと「新東名高速道路」が部分開通して早1年が経過。
「新東名インパクト調整会議」が取り纏めた開通後1年間の交通状況調査によると、新東名の平均交通量は 平日が3.8万台/日、休日が4.4万台/日となっています。
「東名」のみだった従来と「新東名」開通後2本になった現在を比較すると、交通量が平日で平均13%、休日で平均15%増加。
また開通後の両高速道路の通行比率を東名:新東名で見ると平日の場合54:46、休日の場合50:50となっており、上手く分散して通行している様子がうかがえます。