世の中、実に不公平で、「億万長者」と呼ばれる、お金持ちが多く存在します。
(日本では7600人に1人 ≒ 約1.7万人)
日本の「お金持ち」の定義は年間納税額3000万円以上の人を指すようで、年収に換算すると1億円前後の人が対象とか。
人気商売の有名芸能人や大企業取締役社長などの「お金持ち」は別にしても、何故それ程までにお金が持てるのか、常々不思議に思う訳ですが、そうした「普通にお金持ち」な人達の金銭感覚や「クルマ選び」はどうなっているのでしょうか ?
メデイアなどが調査した数々の「億万長者」の特徴を集約すると、次のようになります。
〔お金持ちの共通点〕
・お金持ちの殆どが倹約家。収入より遥かに低い支出で生活
お金持ちは合理主義で、収入より遥かに低い支出で質素に暮らしている。
沢山稼ぐことよりも損をしないことに注意をはらう傾向が有り、1億円稼ぐ
ことよりも100万円損しないことに留意する人が多い。
・お金持ちは家にお金を使わない
高額な住宅ローンは大きな負債になる為、年間所得の2倍以内に抑えている。
・お金持ちは収入の最低15%を貯蓄に回している
最初に収入から貯金する分を取り分けてしまい、残ったお金で生活する
・お金持ちはクルマにお金を使わない
億万長者の全てが必ずしも新車を買うという訳ではなく、37%の人は中古車を購入。普段はフェラーリとかではなく、カローラやプリウスなどの国産車を
好んで愛用。購入した中で最も高いクルマの平均価格は300万円以下。
・お金持ちは身につける物にお金をかけない
億万長者が自分や家族の為に買った一番高いスーツは一着4万円程度。
半数の人は腕時計も高級モノでは無く、一般的な2万円程度のビジネス用。
靴も同様に1.4万円程度の物で済ませており、3万円以上の靴を買う人は
1割程度。 財布類もしかり。
このように「億万長者」と言えども、普段の生活ぶりは意外に質素な場合が多いようで、逆にそうしたことが財産を守ることに繋がり、無駄な散財を防いでいるようです。
そう言えばTVの自動車番組司会でお馴染みの音楽家、松任谷正隆氏も若い頃は見栄も手伝って、大きな輸入車に乗っていたものの、歳を経るとともに気疲れするようになり、現在では肩肘張らないコンパクトカーに興味の対象が移行したと言います。
有る意味、これも「普通にお金持ち」な人達の実情を表しているのかもしれません。