デトロイトとジュネーブに続き、上海モーターショーでも披露されたインフィニティQ50は、日本では次期日産スカイライン(セダン)で、ダイナミックなフォルムがカッコいい! と高い評価を集めているようです。
次期スカイラインであるV37は今秋の9月にも登場という噂で、V6 3.7LのガソリンとV6 3.5Lを積むハイブリッドに加えて、2.2Lの直列4気筒ディーゼルもあるようですが、残念ながら当面の日本導入にはないようです。
5月14日に栃木工場でオフラインとなったインフィニティQ50は、北米でもインフィニティの要の一台として期待されています。
ゴーン社長は、「新型Q50は、最高品質のクルマづくりで定評のある栃木工場の品質評価を更に確かなものにするでしょう。皆さんの高いスキルと、たゆまぬ改善活動のお蔭 で、栃木工場は生産品質のベンチマークになっています。だからこそ、栃木工場は、これまでも、そしてこれからも、インフィニティ車の生産の中心であり続けます」と語っています。
ゴーン社長は最近の円安傾向を大いに歓迎しながらも、インフィニティの海外生産という流れは大きく変えないはず。「高い品質を誇る栃木工場はマザー工場であることは変わらない」という発言には、日本人として何だかホッとする気がします。
なお、インフィニティQ50は、今夏のアメリカを皮切りに、欧州や中国などグローバル展開されます。
(塚田勝弘)