アメリカで厚い信頼を集めている消費者組織が展開する『コンシューマーレポート』のテストにおいて、カルフォルニアに本拠を構えるEVベンチャー、テスラ社の「モデルS」が最高の評価を受けたということです。
間もなく日本国内でのデリバリー開始が期待されている「モデルS」は、テスラ社がオリジナルで作り上げたRWDの電気自動車の高級サルーン。今回、コンシューマーレポートが実施したテストでは、 0-60マイル加速テストで5.6秒という俊足ぶりを発揮しただけでなく、絶妙なアングルでコーナーを駆け抜けるスポーツ性も披露されています。
そうした性能を、公開されている動画においてテスターが「ベストラグジュアリーカー & ベストスポーツカー」と評しているのが印象的。
また、85kWhの総電力量をほこるバッテリーにより、航続可能距離は200マイル(320km)以上というのも、高い評価につながったということです。
結果として、百点満点で99点という史上最高レベルの得点を得たテスラ・モデルS。ラグジュアリー&スポーツカーのライバルとしてポルシェ・パナメーラの名前も上がっていますが、パナメーラの得点が84点だったことを考えても、モデルSがいかに高い評価を得たのか理解できるというものです。
(山本晋也)