従来はファーストフードやコーヒーショップ等が主流だった「ドライブスルー」ですが、最近では米国に倣って日本でも薬局やATMバージョンが普及し始めています。
そうした中、2013年4月15日に車に乗ったままで窓口取引ができるドライブスルー型金融店舗が愛知県長久手市にオープンしました。
大垣共立銀行(OKB)が開設したもので、窓口業務までドライブスルー対応したのは全国初とか。クルマでの来店客が多い愛知県で店舗の利便性を高めるのが狙いと言います。
「記入レス」「印鑑レス」が特徴で、普通預金、貯蓄預金、定期預金、振込み、両替が可能。
また利用客のクルマの車高に合わせて窓口を昇降、幅寄せする機能も搭載。
通常とほぼ同じサービスが利用できますが、さすがに融資や投資信託といった時間のかかる業務は取り扱っていないようです。窓口は朝9時から平日は19時、土日祝日は17時まで年中無休で営業。
ドライブスルー窓口は2ヶ所設置されており、他にも通常のドライブスルーATMも2機設置。こちらも昇降、幅寄せ機能付きで便利な「手のひら(静脈)認証」式。さらには無料で使えるEV充電スタンドまで装備するなど、先進的な店舗となっています。
スピーディな決済や悪天候時などの利便性向上に加えて、車の乗り降りが不要になることで子連れ客や高齢者にも優しいシステムと言えそう。 今後全国に広がって行く可能性が高そうです。
■大垣共立銀行 Webサイト
http://www.okb.co.jp/index.html
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