通勤、通学にぴったりの電動アシスト付き自転車を選ぶポイントと最新モデル

出荷台数で2008年には原チャリを抜いた電動アシスト付き自転車。今回は近所中心のちょい乗りだけではなく、通勤、通学用に最適なモデルをピックアップしました。

毎日の通勤、通学となるとある程度の距離を乗るはずで、「乗り心地が良くて楽」、「航続距離が長い」などが基本で、「簡単かつ確実に施錠できる」、「ダイエットできる」、「いざとなれば速く走れる」などのニーズを満たすモデルを選びたいもの。

14_PM20CX_S-Orange_3

ヤマハが2013年モデルとして4月12日に発表した「PAS CITY-X」は、スポーティな走りが身上の20型小径モデルで、コンパクトな全幅にサドル高を795〜925mmに変えられるため、とくに背の高い男性でも最適なポジションで乗ることができます。小径といっても走行性はスポーツ自転車そのものですから長距離も楽にこなせます。価格は10万9000円。

最大の自慢は、ペダルを踏み込む力を感知するトルクセンサーを従来のダブルから、クランク回転センサーを加えた「トリプルセンサー」にすることでパワフルなアシストはそのままに滑らかな走りを実現しています。

メーターも改良され、バッテリー残量と車速に加えて、「強モード」、「標準モード」、「オートエコモード」の3モードのうち選択しているモードであと何㎞くらいアシスト走行できるのかという目安も表示されます。

大人の女性にオススメなのが、ヤマハと相互OEMを展開しているブリヂストンサイクルの2013年モデル「Deliche」。ヨーロピアンのファッションテイストを採り入れたカラーが魅力です。計4色展開で価格は11万2800円。

deliche_L

システムを共有するヤマハ同様に「トリプルセンサー」を搭載し、リチウムイオン電池を6.6Ahから8.7Ahにアップ。「オートエコモードプラス」で48km走行することが可能ですから毎日充電する必要はないはず。

平日の通勤はダンナが、休日の買い物は奥さんが使うなど(あるいは逆でも)、夫婦で1台をシェアしたいニーズに最適なのがブリヂストンサイクルの「アシスタDX」。

アシスタDX

「トリプルセンサー」、「3ファンクションメーター」などの2013年仕様を採用し、荷物がたくさん画いる大型バスケットや「一発二錠」のイージーなロック機能も搭載。価格は10万8800円です。

アシスタポルク

オーソドックスなママチャリ型のデザインでも、カジュアルでデザインとカラーで通学に最適なモデルもあります。同じくブリヂストンサイクルの「アシスタポルク」は、オシャレなサドルやグリップが特徴で、2013年仕様をフル装備。価格は11万2800円です。

■ヤマハ「PAS CITY-X」
http://www.yamaha-motor.jp/pas/lineup/city-x/

■ブリヂストンサイクル「Deliche」
http://www.assista.jp/lineup/deliche/

■ブリヂストンサイクル「アシスタDX」
http://www.assista.jp/lineup/assista_dx/

■ブリヂストンサイクル「アシスタポルク」
http://www.assista.jp/lineup/assista_polku/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる