ふつうは、ボンネットが開いてしまったら、まともに運転なんかできません。
わかりますよね? わからない方は、ボンネットが開いた状態で運転席に座ってみてください。前がろくに見えないでしょ?
ダメですよ、そんな状態で運転しちゃ。
でも、競技中の場合はちがうようです。ボンネットが開いてしまったからといって止まっていては負けてしまいます…
この動画は、ポルトガルでのWRCで、Michal Kosciuszko(ポーランド人)選手のマシンのボンネットが開いてしまった映像です。……走ってます。しかも徐行じゃありません、ガンガン攻めてます。ラリーってもともとコ・ドライバーの指示を頼りに先が見えないコーナーに200km/hとかでも突っ込んでいく競技ですから、視界が遮られても関係ないんでしょうか?
このドライバー、なんと9位に入り、順位はひとつ下げただけだったそうです。
(まめ蔵)