最高時速307kmのラグジュアリー スポーツセダン「マセラティ クアトロポルテGT S」1690万円で発売!

マセラティ・ジャパンから、4ドアスポーツセダン「クアトロポルテGT S」をフルモデルチェンジして日本で6月に発売すると発表されました。

マセラティ・クワトロポルテGT S_11

クアトロポルテは、かつてイタリア大統領用車両になったこともある高級車で、一般には馴染みが少ないブランドかもしれませんが、自動車好きにとってはある種憧れのブランドです。

これまでのクアトロポルテや現行のグランツーリズモにも共通するデザインのボディは、アルミを多用し、アッパーボディの60%がアルミ素材を用いて軽量に貢献しています。

クアトロポルテGT Sは、3.8リッターV8エンジンまたは3リッターV6エンジンを搭載し、V8モデルはツインターボにより530psを発生し、1.9tの車重ながら、最高速度は307km/h、100km/hまでの加速は4.7秒となっています。ちなみにエンジンはフェラーリのマラネロ工場で組み立てられるとのことです。

マセラティ・クワトロポルテGT S_22

V6エンジン搭載車にはAWD(4輪駆動)モデルも用意されます。また、5人乗りが標準で、4シーターもオプション設定されています。

V8モデルは1690万円(予定)、V6モデルはマセラティにとって、日本は3番目に大きなマーケットとのことで、マセラティジャパンにとっても大きな勝負のモデルと言えるようです。マセラティ・クワトロポルテGT S_06

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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