ジャガーが550馬力のハイパワーマシン2台をアンベール【ニューヨークオートショー】

2013年3月29日に一般公開のはじまるニューヨークオートショーにてジャガーが2台のハイパワーモデルをアンベールすることが明らかとなり、そのスペックが公開されました。

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その2台とはXJRセダン(手前)とXKR-S GT(奥)となります。

ジャガーの新しいフラッグシップサルーンとなるXJRは、最高出力550馬力というV8スーパーチャージャーエンジンを搭載したことで、ラグジュアリーサルーンにスーパーカーのパフォーマンスを与えているというのがアピールポイント。8速オートマチックとの組み合わせにより、0-100km加速が4.6秒という俊足ぶりを発揮します。アイドリングストップ機能がつくというのが今どきのフラッグシップらしいところ。

30台限定となるXKR-S GTも、同じく最高出力550馬力の5.5リッターV8スーパーチャージャーエンジンを搭載、0-60マイル加速は3.9秒となっています。さらにサーキット走行を前提とした空力パーツにより、最大175kgというダウンフォースを獲得しているとアナウンスされています。その足元には、ジャガーの量産車としては初となるカーボンセラミックブレーキとフロント6ポット、リヤ4ポットのキャリパーが備わっています。

●5.0リッターV8エンジン主要スペック
総排気量:5000 cc
ボア×ストローク :92.5 × 93.0 mm
最高出力:405kW (550PS) / 6000-6500 rpm
最大トルク:680Nm / 2500-5500 rpm

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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