ランチアからブランドを変更し、昨年日本に上陸したクライスラー・イプシロンに早くも100台限定車「クライスラー・イプシロン・パープル」が加わりました。この限定車は、エントリーグレードである「ゴールド」をベースに「パープル オーロラ」のボディカラーが与えられた仕様です。
見どころはボディカラーだけでなく、上級グレード「プラチナ」に標準設定されている16インチアルミホイールとバイキセノンヘッドライトを標準装備しながら価格はベースグレードと同じというお得感のある設定。
落ち着きがあり深みのあるとはいえ、ボディカラーに紫を採用するのは個性派イプシロンらしいコーディネイトで、インテリアもベージュとブラックの2トーンと洗練された仕上がりになっています。
パワートレーンは、0.9Lの2気筒インタークーラーターボエンジンと5速シーケンシャルシフトのデュアルファンクションシステムとの組み合わせで、85ps/145Nmを発揮。クライスラーブランド史上最高のJC08モード燃費19.3km/Lは、ダウンサイジングの恩恵といえるでしょう。
「クライスラー・イプシロン・パープル」の価格は235万円です。
■イプシロン・パープル
http://www.chrysler.co.jp/ypsilon/purple/
(塚田勝弘)